我が国の失明原因の第一位は緑内障ですが、40歳以上の5%に認めるとされており決して珍しい病気ではありません。またそのほかにも失明の原因として網膜色素変性症や糖尿病網膜症、加齢黄斑変性と続きます。また世界で見れば白内障が失明の原因とされる国もあります。これらの病気のいくつかは早期発見によって治療が可能であったり、視力低下の進行を抑えるもしくは遅らせたりする事が可能となります。

当院ではお気軽に眼科健診を受けていただけるように眼科ドッグを用意いたしました。

検査内容(基本検査)

• 屈折検査…近視や遠視、乱視の程度がわかります。
  ＊角膜形状解析(オプション)を行うと角膜の歪みを詳細に検査することができます　
• 視力検査…お手持ちの眼鏡が適切か、また視力が1.2まで正しく測定できるかを確認します
• 眼圧検査…21を超える眼圧値では緑内障の危険性があります。目の圧が正常値であるかを測定します
• 角膜内皮細胞検査…角膜の透明性を維持する角膜内皮細胞の数や形を調べます。
• 細隙灯検査…角膜や結膜に異常がないか、また白内障の有無を見る事ができます。
  ＊詳細な白内障評価は散瞳検査(オプション)が必要となります。
• 角膜染色検査…涙液破壊時間や涙液量の評価を行います。
• 眼底写真…無散瞳下で眼内の写真を撮影します。視神経の状態や網膜血管の変化、黄斑変性の有無を評価します。
  ＊眼内の詳細な評価には散瞳検査(オプション)が必要となります。
  ＊緑内障と黄斑変性のより詳細な画像検査をご希望の方は光干渉断層計(オプション)を行う事ができます
  ＊ご希望の方は造影剤を使用する事なく網膜血管撮影を行う事の出来る光干渉断層血管撮影(オプション)を行う事ができます

オプション検査　(別途費用がかかります)

＊散瞳検査

(当日はお車を運転する事ができません。公共機関でいらっしゃるか送迎をしていただくようお願いいたします)　

＊光干渉断層計(OCT)検査

＊光干渉断層血管撮影(OCTA)検査

より鮮明な画像を得るために散瞳検査と一緒に行う事をお勧めいたします

＊角膜形状解析

ご予約方法

眼科健康診断は当院初診の患者様に限らせて頂きます。受診歴のある方や症状がある方は通常診療(保険診療)をご案内させて頂きます。

検査をご希望の方はあらかじめ予約していただくようお願いいたします。なお当日予約に空きがあれば検査を行う事は可能ですが、予約状況によってはお受けできない場合もございます。

＊なお散瞳検査をご希望の方は半日程度ぼやけやまぶしさが続き見え辛い状態となります。