一般眼科
一般眼科
など、その他目に関することは何でもご相談ください
など
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健康診断(人間ドック)で異常ありと言われたことはありませんか?健康診断を受けた時に「緑内障の疑い」や「眼底に異常」といわれることがあります。
全てに緊急性があるわけではありませんが、検診で異常を指摘された場合には早めの受診をおすすめします。
より詳しく検査をするために眼底検査を行う場合がございます。その際は散瞳薬を使用し瞳孔を広げて検査を行いますので、5時間程度まぶしかったり、ぼやけたりする状態が続きます。公共交通機関で来院いただくか、付き添いの方に送迎をお願いしております。お車やバイクで来院された場合には当日検査ができない場合もございます。
最近、パソコンやスマートフォンなどの普及により目を酷使して、目が疲れやすい、あるいは何となく目に不快を感じるという人が増えています。
目に不快感があると仕事のみならず、日常生活でも大きな不便を感じたり、肩こり、頭痛、吐き気などの症状を招いたりすることがあります。
こういった症状の原因の一つとしてドライアイがあります。
ドライアイとは、涙の量が少なくなったり、量は十分でも涙の質が低下したりすることにより、眼球の表面を潤す力が低下した状態です。
そのため眼の表面に傷がつくことや、目に入ってきた細菌や花粉などの異物を涙ですぐに洗い流すことができなくなり、感染症やアレルギーなどの炎症が起こりやすくなります。
目が重い、目やにが出る、目がゴロゴロするなどのちょっとした不快感があればお気軽にご相談ください。
私たちの身体には、体内に入ってくる異物を排除しようとするはたらきがあり、このはたらきのことを免疫といいます。本来、花粉などは異物と感じないしくみになっているのですが、アレルギー体質だと異物と認識して、免疫反応がはたらいてしまいます。この過剰な反応のことを、アレルギー反応といいます。
アレルギー性結膜炎とは、目の表面に花粉などのアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)が付着して、結膜に炎症を起こす病気です。結膜とは、まぶたの裏側と白目の部分を覆っている粘膜のことです。
花粉などが原因の、特定の季節にのみ症状があらわれるものを季節性アレルギー性結膜炎といい、一年中症状がみられるものは、通年性アレルギー性結膜炎といいます。重症のものでは、子どもに多くみられる春季カタル、ソフトコンタクトレンズを使っている人にみられる巨大乳頭結膜炎などがあります。
花粉症の原因はスギ、ヒノキ科の花粉が原因で、日本で最も多い原因は、約8割をしめるスギ花粉です。
関東では2月中旬、東北地方では3月上旬から中旬に飛散し始めることが多く、約2カ月間続きます。花粉は、日中、晴れた日に多く飛散します。
しかし、近年飛散量が増えているヒノキ科の花粉がスギ花粉より1カ月から1カ月半遅れて飛散するので、症状が長引く場合はヒノキ花粉症を併発している可能性があります。
老眼になると近くの文字や絵がぼやけて見えにくくなります。
おおよそ40歳前後から、早い人では30代半ばから老眼が始まり、近くの物がぼやけたり、にじんだりするようになります。
老眼が始まると65歳くらいまで症状が進行し、その後はゆるやかになります。本や新聞を目から30cm以上離さないと読みにくく感じたら、老眼が始まっている証拠です。目が無理にピントを調節しようとするために目が疲れやすくなり、暗い所ではより見えにくく、肩こりや頭痛をともなうこともあります。
老眼鏡をかけると老眼が進むという人がいますが、これは間違いです。
むしろ、近くが見えにくいままの状態で生活していると知らず知らずのうちに目が疲れ、肩こりや頭痛にも繋がりかねません。
老眼鏡は早めにつくりましょう。
このとき、白内障や緑内障など身近な目の疾患をチェックしてもらうためにも、まず眼科を受診し、その処方箋を持って眼鏡店に行くことをおすすめします。
遠くが見えづらくなる状態で、小学生のころから徐々に黒板の字が見えづらくなったり、眼を細めるようになったりすることで気が付きます。遠くを見るためには眼鏡やコンタクトレンズを装用することが必要となります。
現在世界の人口の4割弱が近視であると言われており、アジアだけではなく欧米諸国を含め世界的に近視人口が増加しています。当院では小児期における近視抑制治療(自費診療)を行っております。
また過度の近視は病的近視と呼ばれ非可逆的な視力障碍を生じる場合もございます。近視性脈絡膜新生血管症では網膜の中心(黄斑)に出血を来すことがあり、VEGF阻害薬の硝子体注射を行う必要があります。
加齢などが原因で、レンズの役割をする水晶体が濁った状態です。水晶体は濁ると元に戻りません。進行するにしたがって、老眼鏡をかけても細かい文字が読めなくなり、霧がかかったように視界が暗くかすみ、ぼやけて二重三重に見えたり、光がまぶしいなどの症状があらわれます。手術により改善が得られる可能性がございますので、医師へご相談ください。
眼圧が上昇して目の神経に障害が起きるのが緑内障ですが、最近では眼圧に異常が見当たらない正常眼圧緑内障も増えています。視野の一部が欠けたり、光の周りに虹が見えたりする視界の異常の他、疲れ目や強い目の痛み、頭痛や吐き気などの症状が出ます。ただし、自覚症状がない場合も多くあります。点眼治療により眼圧を下げるということが治療の基本となりますが当院ではレーザー治療や低侵襲緑内障手術を併用する事も可能です。
また点眼治療やレーザー治療を行っても眼圧が下がらなかったり、眼圧が十分に低いにも関わらず緑内障視野障害が進行する方は手術が必要となる場合がございます。
網膜の中心部(黄斑)に膜がはり、網膜に皺を作ることで、見たものが歪んで見えたり、大きく見えたりする症状がでます。原因の多くは特発性といって原因が無いものが多いですが、時に糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性などに合併する事がございます。手術により膜を除去する事ができますが、病気の進行具合によっては歪みや違和感が残ってしまいます。当院では日帰り手術も行っておりますので医師へご相談ください。
網膜の中心部(黄斑)に穴が開くことで、視線の真ん中が歪んで見えたり、欠けて見えたりする症状がでます。穴が開いてしまった場合はごく稀に自然に閉鎖する事もございますが、基本的には手術による治療以外方法はありません。当院では日帰り手術も行っておりますので医師へご相談ください。
網膜の中心部(黄斑)に新生血管と呼ばれる脆弱な血管が網目状に形成され、浸出液や出血を生じる事で、物を見たときに歪みや暗点を自覚します。
現在加齢黄斑変性の治療はVEGF阻害薬の硝子体注射を行うのが世界の基準となっています。投与方法には毎月打つ固定投与や悪化したらうつ投与方法(Pro Re Nata; PRN)、そして近年標準化されつつある予防的投与(Treat and Extend; TAE)がございます。当院ではTAE投与を基本としておりますが、患者様事に投与方法を調整いたします。(オーダーメード投与)
網膜を栄養する血管である脈絡膜血管の圧変化(血管透過性亢進)によって、網膜の中心部(黄斑)に浸出液が貯留する事で、物を見たときに歪みを自覚します。自然軽快することがありますが、改善しない場合や再発を繰り返す場合には光線力学療法と言って特殊なレーザー治療が必要になることもあります。その場合には大学病院など専門機関を紹介させていただきます。
眼の中の血管が詰まることで出血を生じたり、網膜の浮腫みを生じたりします。
生活習慣病をお持ちの方に発病することがございますが、ごくまれに若年者にも発病する場合があります。
網膜の浮腫を生じた場合には見えづらさや歪みを感じ、出血を来したばあいには程度によっては著しい視力低下を来します。レーザー治療や時に硝子体手術が必要になる場合がございます。
糖尿病により眼の中の血管が詰まることで出血を生じたり、網膜の浮腫みを生じたりします。腎臓、神経、眼が糖尿病の3大合併症を生じる部位とされております。糖尿病網膜症、糖尿病黄斑症と診断された場合にはレーザー治療、VEGF阻害薬投与を併用し治療を行っていきますが、程度によっては重篤な出血(硝子体出血)や網膜剥離、緑内障を併発する事があり手術が必要になります。
発見が遅れたり、放置した場合には失明を来す重大な病気です。
糖尿病と診断された場合には定期的な眼科受診を推奨いたします。
網膜とは眼の中で光を感じる場所です。アトピー性皮膚炎の方や強度近視の方では若年でも網膜に穴が見つかることがありますが、加齢性に網膜裂孔が生じる事もあります。
初期症状は眼の中にごみが飛んでみえるような飛蚊症のことが多いですが、進行し網膜剥離になると見えない範囲(視野欠損)があることに気が付いたりします。穴だけの場合にはレーザー治療を行うことができますが、網膜剥離に進行すると手術が必要となります。当院で対応できる場合もございますので、飛蚊症や視野欠損を自覚された場合にはまずはなるべく早く受診をしてください。